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AQUSHブログ

5月
07
2012
2012年5月07日 月曜日

皆さん、こんにちは。

AQUSHチームの大前です。

今回はダイヤモンドWEB版にて、本荘さんが我々の投資家でもある500 Startupsについて寄稿されていますので、ここでご紹介します。



2010年の設立からまだ2年足らずにも関わらず、既にスタートアップの総本山シリコンバレーでも最強のスーパーエンジェルとなった500 Startups。

AQUSHを運営する私たちエクスチェンジコーポレーションもこのファミリーの一員です。現在の投資先253社(2011年末時点)の中に、私たちを始め日本企業は片手で数えられるくらいしかいません。しかし、Dave自体も日本と縁が深く、頻繁に日本を訪れ、私たちや日本の起業家達を鼓舞してくれています。

以下はDaveの紹介動画です。グーグルも本社を構えるマウンテンビューのオフィスもばっちり映っています。




また、ソーシャルレンディングだけではなく、革新的な金融サービスでは日本よりも遥かに先を行くアメリカの動きは、この500 StartupsのメンターやDaveを通じて逐一情報を得ています。

そこから見えてくる金融の近未来像を見据えながら、我々も常に日本の革新的な金融サービスを構想しています。

また、本記事の寄稿者の本荘さんをはじめとする500 Startupsの日本人メンターの皆さんにも色々なお力を頂いています。

これからも、500 Startupsファミリーの一員として、チャレンジし続けていきます!

AQUSHチーム 大前

 
4月
27
2012
2012年4月27日 金曜日

皆さんこんにちは、AQUSHチームの大前です。
昨晩のTV東京「ワールドビジネスサテライト」で私たちがソーシャルファンディング、ソーシャルレンディングといったトピックで採り上げられ、各方面から沢山の反響を頂きました。

アクセスが一気に集中して、サイトの動きが悪くなった件につきまして、この場でお詫びを申し上げます。

沢山の投資家や借入希望者の方からお申し込みを頂き、本当に有り難うございます。
特に投資家として興味のある方には、無料のAQUSHセミナーも開催していますのでご参加をご検討ください(お申し込みはこちらから)。

さて、TV東京の取材チームに今回なぜソーシャルレンディングやソーシャルファンディングに注目したのかを聞いたところ、

「マラソンのロンドン五輪代表の藤原新選手がネットで活動資金を募集して、2万人から1,050万円を1週間で集めたというニュースがきっかけです」

ということでした。

2万人もの人たちが彼に共感して資金を拠出したということは本当に驚くべきことです。そして、きっとその2万人の人たちは、ロンドンの街を日の丸を背負って駆け抜ける藤原選手を、まるで自分の仲間のような気持ちで見守ることでしょうし、藤原選手も2万人の支援者の気持ちと一緒に走るんでしょうね。

ちなみに、この「寄附」型のソーシャルファンディングと並列して紹介されたのが、「投資」型のソーシャルレンディングである私たちAQUSH(アクシュ)です。

寄附型の仕組みは、(おそらく)クレジットカードでの決済で資金を集める(或いは何かを買う)仕組みで、運営業者はプロジェクトのソーシングとカード決済の仕組みを提供しているのだと思います。藤原選手のケースでは、ニコニコ動画がプレミアム会員費1ヵ月分が協賛金として送られるーというものでした。

一方「投資」型のAQUSHでは、投資家から「投資資金」を募集し、その資金で「貸付」を行う仕組みなので、完全にオーソドックスな金融サービスであり、「出資金の募集」と「貸付」のそれぞれで金融庁の免許(第二種金融商品取引業登録と貸金業登録)を得てサービスを提供しています。

それぞれ背景の仕組みは違うけれど、より大きな視点で見ると、

「ネットを通じて個人から資金を集めて、資金ニーズのある人・企業・プロジェクトなどに融通する」

という点ではどちらも同じです。

違いは、

寄附なのか、融資なのか、投資なのか、ということです。

では、なぜこのような仕組みが生まれてきたのでしょうか?

ソーシャルレンディングを2年ちょっと運営してきて感じるのは、

「お金が必要としているところにお金がきちっと回っていない」

という状況です。

今の大手金融機関では小回りの効かないような案件はたくさんあります。
彼らは合併を繰り返して大きくなり過ぎてしまい、小口の案件を追いかけているとコスト倒れになってしまっています。

自分たちが生き残るために大きくなったのに、逆に大きくなった結果お客さんのニーズに応えきれなくなっているーという皮肉な状況になっています。

一方で、個人のお金の出し手はたくさんいるんだーということもこのサービスを運営していて分かってきました。

日本には膨大な個人金融資産が「死蔵」されています。もっと有利な利回りで運用したいーというニーズや、もっと有意義な形で自分のお金を活かしたいーというニーズが多いということです。

そして、インターネットやソーシャルメディアの普及が、このようなお金の仕組みに個人が参加することを容易にしました。

ソーシャルなお金の仕組み(ソーシャルレンディング/ソーシャルファンディング)が勃興しつつある背景には、このような事情があると感じています。

アメリカでもネットでの投資資金の募集を容易にする法案が議会で可決されました。「アメリカの活力の源は革新的企業であり、そのためにワシントンも全力でサポートする」とオバマ大統領も発言しています。

日本でも、徐々にではありますが、ソーシャルなお金の仕組みが、身近なものになりつつあるようです。

 

AQUSHチーム 大前

PS; AQUSHのFacebookページでは、昨日のお昼の取材風景なども紹介しています。是非、「いいね!」を押して、Facebook上でのAQUSHの動きにもご注目ください。

 
4月
06
2012
2012年4月06日 金曜日

タイトル「AQUSH投資のまめ知識 - 複利の威力を知ろう」

AQUSHチームの山本です。

今回はAQUSHの長期運用について考えたいと思います。最近では年金支給開始年齢引き上げなど、「年金って本当はもらえるの?」という不安が特に若い世代に広がっていると思います。私自身も不安ですし、若干あきらめてもいます。仮に年金がもらえないとしたら、将来のための資産形成をどのように準備しておけばいいのか考えておく必要があるでしょう。

そこで今回はAQUSHを長期運用の一つの手段として考えた場合、どのようなリターンが得られるのかシミュレーションします。


AQUSHという投資商品の特徴は、毎月分配型の個人ローン投資という点です。

毎月分配型なので、月単位で利息の分配金があります。この月単位で複利が得られるというのが、AQUSH投資の肝になります。


かの有名なアインシュタインは「20世紀最大の発明は複利だ」と遺したそうです。本当にこんなことを言う物理学者がいたのか知りませんが、それほどの大発明と言われる複利の力は、資産運用を考える上で重要です。


仮にAQUSHで長期的(ここでは15年で計算します)に複利運用を考えた場合どのようなリターンの計算ができるのかシミュレーションしてみましょう。計算しやすいように出資先は年利6%の匿名組合に絞って、15年間、毎月3万円を積み立てながら運用した場合に限定します。

年利で6%なので、月利(年利 ÷ 12ヶ月)は0.5%になります。

月利 = 6% ÷ 12 = 0.5%

この月利から営業者報酬年利1.5%(月利0.125%)と源泉課税(配当の20%)が含まれますので、実質の利回りは0.3%となります。

実質の月利 = (0.5% - 0.125%) × 0.8 = 0.3%


毎月3万円積み立てながら、月々の元本に対し0.3%の金利がつき、そしてそれを15年間繰り返した場合いくらになるのでしょうか。

投資金額の合計は月3万円を15年(180ヶ月)なので、540万円となります。

複利の計算式は、[ 元本 × 月利の月数乗 ]となります。

したがって、初期投資額(計算を簡単にするために3万円としていますが、AQUSHの口座開設時の最低投資額は5万円です)3万円だけを月利0.3%で15年運用した場合
30000 × 1.003^240 = 61566.60円

毎月3万円を積み立てていった場合の15年後の合計金額を計算しますので、2ヶ月目の計算式では179ヵ月分の複利を計算します。
30000×1.003^239=61382.45円となります。


表計算ソフトで180ヶ月間、毎月3万円を積み立て、全て貸し付けられたと仮定して計算していくと、合計で7,197,640円となり、540万円の1.3倍ほどになることがわかります。現在までのAQUSHのデフォルト率が0.33%となっていますので、これを考慮すると7,173,887円となります。


無利息で3万円を積み立てていたら540万円であった貯金が、今回の計算ではAQUSHで運用した場合には720万円となりました。これぞアインシュタインの認めた複利の威力!


しかし当然のことながら、現実はこのように計算通りにはなりません。AQUSHではお客様の出資金額の一部が貸付に回らないことがよく起こりえますので、仮に3万円を出資しようと思っても匿名組合の貸付充当率が80%であった場合、24,000円しか貸付されません。この貸付充当率を考慮しながら毎月の積立目標をクリアしていくことが、AQUSHの複利運用の鍵となるでしょう。


次回は、もう少し詳しくAQUSHの元利均等返済や貸付充当率について考えようと思います。

以下、簡単ですが複利シミュレーションです。毎月の積立金額、出資先匿名組合の年利、運用月数を入力してください。

 

積立   実質月利
年利   元金
月数   合計
 *実質月利 : 営業者報酬、源泉課税控除後

 
3月
08
2012
2012年3月08日 木曜日

皆さん、こんにちは。AQUSHチームの大前です。

ソーシャルレンディングAQUSH(アクシュ)を運営するエクスチェンジコーポレーションは、3月5日に電通国際情報サービス(ISID)との共同プロジェクトの立ち上げを発表しました(ISIDによる発表はこちら)。 

今回はこの発表の狙いや背景について簡単にご説明します。

私たちは、「金融サービス」に特化したベンチャーとして2008年に創業し、ソーシャルレンディングAQUSHを立ち上げ、今日に至ります。ここまで独立系のベンチャー企業として金融サービスを提供してきましたが、このような私どもの取り組みに強い興味を持って頂いたのが、今回共同プロジェクトのパートナーとなったISIDです。

今回の発表は、一見すると極めて地味な内容に見えるかもしれませんが、ソーシャルレンディング業界(或いは広く金融ベンチャー業界)にとっては極めて画期的な出来事であると思っています。電通国際情報サービスという大企業が、信用も実績も乏しい我々のような小さな会社となぜ組むのかと訝る向きもあるかもしれませんが、今回の発表には何のウラもありません。

本当に「共同」「対等」に革新的な金融サービスを開発しよう!ということです。

ISIDは、メガバンクから地銀までを含めた大手金融機関の様々な金融ソリューションを提供してきた技術力と信頼性の高いサービス提供力に優れています。

一方ExCoは、ソーシャルレンディングサービスAQUSH(アクシュ)をゼロから構想し、法的要件を整え、システムを自社開発し、2年以上にわたって運用してきた実績には大きな自信を持っています。さらに、海外の最先端の金融サービスの動向を踏まえて、日本の業法に則った新サービスの開発にも野心的に取り組んでいます。

エンタープライズに強いISIDと、ネット金融の新しいリテールサービス開発にアグレッシブに取り組むExCoが組むことで、革新的な金融サービスをあらゆるチャンネルで提供できる体制が整うことになります。

「銀行サービスにβ版はない」とは、三菱東京UFJ銀行のIT事業部プリンシパルアナリスト柴田さんの言葉です。我々ExCoは、金融ベンチャーという立場から、大手金融機関が出来ないことをどんどんとやっていきます。

我々ExCoは、ある意味でISIDにとっての先端研究所であり、実験台のような立場とも言えるかもしれません。そして、その知見をISIDは自らのソリューションサービスに付加していくことで、クライアントである金融機関の顧客に、より良いサービスを届けることが出来るようになるはずです。

既にプロジェクトは始動し、活発に双方でやりとりを進めています。その成果は年内にお見せできるはずです。

私たちAQUSHチームも、これからの展開にワクワクしていますが、皆さんもどうぞお楽しみに。

大前

 
2月
13
2012
2012年2月13日 月曜日

こんにちは、AQUSHチーム山本です。

前回に引き続きデータレポート2011を詳しく見ていきます。

最終回の今回は、データレポート5ページ目の投資データについてです。平均出資金額¥394,754となり前年¥325,497より約7万円ほど増加しています。初めから大きな金額でAQUSH投資を始める方は少なく、初期投資5万円や10万円から徐々に出資金額を増やしていく傾向があります。7万円の平均出資金額の上昇は、AQUSHの低い貸倒や分散の仕組みが認知されてきたからかもしれません。

各金利におけるAQUSHグレードの割合

下図のチャートはデータレポート5頁下段にある、各AQUSHグレードにおける金利毎の貸付実行額の割合から作成したもので2011年のものと2010年のものを表示しています。こちらのチャートでは各金利におけるAQUSHグレードの割合を表しています。

各グレードの割合/金利毎       

金利4%を見てみると、8割以上がリスクの低いAAグレードから貸付実行されています。逆に15%を見ると過半数がリスクの高いDグレードから実行されています。金利4%ではリスクの低いAAグレードが多く、金利が高くなるにつれてAAグレードの割合は減少し、リスクの高いBからDグレードの割合が増加していきます。

2011年のチャートでは、金利15%で貸付に割り当てられた出資金の内、約30%がAAグレードから割り当てられています。これはAAグレードの需要が多かった月があり、その時にAAグレードの供給に金利15%の出資金まで貸付実行に割り当られました。このようにマーケットの変化により需要と供給のバランスが過剰に変化することもあります。しかし2010年と2011年のチャートを比較すると、2010年のチャートに比べて2011年のチャートでは各金利に占めるグレードの割合のブレが減少し、金利が上がるにつれてリスクの高いグレードに割合が徐々に移動している様子がわかります。2011年は投資家、借り手の双方が増加したため、前年に比べマーケットが安定してきたと言えるでしょう。

マーケット全体におけるの各金利のボリューム

次に、マーケット全体に占める各金利のボリュームを表したチャートを見ていきます。このチャートはデータレポート5ページ/チャート7の金利毎の金額ベースの貸付実行割合に、チャート6の各グレード毎の貸付実行割合をあわせ、マーケット全体における、各金利の貸付実行割合を表示しています。

各金利のボリューム/マーケット全体     


2011年では金利8%の貸付実行が最も多く、2010年では10%の貸付実行が多かったことが読み取れます。また2010年、2011年を通じて金利15%の貸付は全体の1%にも満たないボリュームとなっています。上のチャートで金利15%で貸し付けられたAAグレードの割合が高いように思われますが、そのボリュームは決して高くないことがわかります。

2010年のマーケットでは金利8%-10%に偏りが見られましたが、2011年のチャートでは全体的にチャートの高さが揃い、貸付に回る金利の幅が広くなったと言えます。投資家としてはAAAグレードを中心としたローリスク・ローリターンな投資選択から、CDグレードを中心としたハイリスク・ハイリターンな投資選択まで選択できるようになりました。

また2010年から2011年にかけてCDグレードへの低い金利の投資が増加しました。これはAQUSHの低い貸倒率、高度な分散投資の仕組みが理解され、投資家の皆様によるハイリスクな投資判断が増えたこと、マーケット原理により低い金利をつける投資家が増えたことが理由として考えられます。

AQUSHでは引き続き低い貸倒率の維持、また投資家、借り手の母数を増やすことで更に分散が効いた安定的な投資商品をご提供できるよう努めて参ります。

AQUSHチーム 山本


 
2月
10
2012
2012年2月10日 金曜日

 皆さん、こんにちは。

AQUSHチームの大前です。

2月8日(水)、日本初の金融 x ベンチャーイベント「金融イノベーションビジネスカンファレンス FIBC2012」が開かれ、AQUSHは約200人のオーディエンスの前でデモをする機会を頂きました。また、大前個人としても金融ベンチャー側の立場から、大手金融機関の立場である三菱東京UFJ銀行の方とのパネルディスカッションに登壇しました。

デモのコンペでAQUSHは入賞することはできませんでしたが(それはそれで残念ですが)、それ以上に今回のイベントは私にとって非常に意義深いイベントでした。今回はその辺の気持ちも込めて、カンファレンスの参加レポートをまとめてみました。

 

FIBC2012

(デザインはISIDの飯田画伯!)

 

(1)日本版"FINOVATE"がやってきた!

皆さんは、FINOVATE(フィノベイトと発音します)というイベントを知っていますか?2007年から始まった、金融テクノロジー分野で最もクールで革新的なサービスが集い、デモをしたり、ディスカッションしたりするカンファレンスです。

Finovate Conferences

毎年春にサンフランシスコで開催するFinovateSpring

毎年秋にニューヨークで開催するFinovateFall

そして冬にロンドンで開催するFinovateEurope


があり、このお陰で欧米の金融テックシーンはいつもとてもホットなわけです。

ちょっと大袈裟な言い方をすれば、このイベントは私にとってカンヌ映画祭みたいなもので、いつかは参加してみたい憧れのイベントです(円高とはいえ、1,400ドルの参加費は高すぎて当分夢は叶いそうにありませんが)。

そして、日本でもFinovateJapanとかFinovateAsiaみたいなイベントが開催されないかなあとずっと願っていました。インターネット業界では、Infinity Venture SummitTechCrunch Tokyoみたいなイベントがあり、この手のイベントがインターネット業界に果たしている役割は非常に大きいと感じていましたので、金融にイノベーションを持ち込むために、こういうイベントは絶対に必要だと思っていました。

そして、電通国際情報サービス(ISID)TechCrunch Japanのご尽力で開催されることになったのが、今回の「金融イノベーションビジネスカンファレンスFIBC2012」だったわけです。昨年の夏頃に、初めてこのイベントの話を聞いた時には相当嬉しかった。銀行員を辞めてから、ずっと金融ベンチャーにいた自分としては、日本にもようやく金融ベンチャーが注目されるチャンスが巡ってきたと思いました。

だから、本件を中心になって進めてくれたISIDの金融事業戦略部の皆さんとTechCrunch Japanの西田さんには、心からお礼を申し上げたいです。

有り難うございました!


(2)磯崎哲也さんによるキーノートスピーチ

『起業のファイナンス』の著者にして、カブドットコム証券の社外役員やミクシィの監査役として、ベンチャー業界に深く関わっている磯崎さんの講演が素晴らしかった。金融ベンチャーの経営に携わっているものとしての、苦労や問題意識、或いは可能性などについて、実に的確に仰っていました。

一番私が興味を引いたのは、「役所は競争を促そうとするが、企業側は競争を排除し独占的地位を築こうとする」という話。

自分たちは、メガバンクや大手消費者金融会社の寡占的状況に競争原理をもたらそうと頑張っているけど、一方で競合他社の参入がないような「快適な」マーケットを見つけ出して、そこで安定的なポジションを確立しようと努力しています。ソーシャルレンディング業界にしても、maneoさんが不動産担保融資、SBIさんが証券担保融資に活路を見出そうとしているのは、まさにこの「競争しない戦い」をしようとしていることに他ならないのだなーと納得しました。

あと、磯崎さんが仰っていたことでは、金融機関の破綻によって金融機関の人材がベンチャーに流れるという話では、私などはまさに拓銀が破綻して今のキャリアにつながっているということを言い得ているなあと思いました。


(3)デモセッション

今回7分間のデモをするサービスは、私たちを含めて8サービスありました。ソニーやSBIホールディングスなどの上場企業から、金融ベンチャーやソーシャル家計簿サービス「zaim」を開発した関歳さん(個人!)まで、さまざまな立場の登壇者が自分たちの金融サービスをデモしました。

当日はUstreamでも配信され(http://www.ustream.tv/channel/fibc)、全国の人たちが視聴されたようです。

今回はパワーポイントでのプレゼンではなく、デモをしてくれーということなので、自己紹介やサービス紹介はそこそこに、実際にどうやって投資するのか、或いは借入申し込みするのかを実際にデモしました。

大勢の前でAQUSHの操作方法をデモしたのは、恐らく初めてだったと思うのですが、ちょっと時間切れになったのが残念です。

でも、ITで金融に革命を起こすーという志の高い人たちが登壇している姿を見るのは本当に痛快でした。


(4)パネルディスカッション

三菱東京UFJ銀行の柴田さんと、TechCrunch Japan編集長の西田さんと一緒に金融ベンチャーの立場でトークに参加しました。

以下、ちょっと抜粋です。

 

「金融ベンチャーにとっての苦労は何か?」

2009年にITジャーナリストの佐々木俊尚さんに取材された時に、「ベンチャーが金融やるもんじゃない」と言われたことも紹介しつつ、これまでに直面した様々な経験を話しました。

金融庁との交渉などもありますが、それよりもむしろユーザー側からの偏見や誤解を解消することに苦労があった。また、金融業法に抵触する疑いがあるということである大手ポータル会社の広告審査で謝絶され、全力で戦って誤解を解いた話など。

あとは、コンプライアンスのコスト。鎌倉投信の新井さんから以前聞いた話を紹介したのですが、コンプライアンスに関わる人材だとか運営態勢に関わるコストは、普通のネットベンチャーにはないコストという話をしました。


「なぜ金融機関の人がベンチャーに流れないのか?」

ここについての私は、安定した職を辞めるインセンティブがないということに加えて、「金融機関の人はポリヴァレントじゃない」という話をしました。

ベンチャーを起こすということは、資金調達、経理・財務、法務、人事、事業企画、サービス開発、顧客対応、などありとあらゆることを1人でしなくてはなりません。もちろん、何かの専門性は大切ですが、少ない人材で大手と戦うためには、一騎当千の仕事ぶりが要求されます。しかしながら、金融機関にはそれが出来る人が少ないーということをお話しました。


また、三菱東京UFJ銀行の柴田さんの話で面白かったコメントをいくつか紹介します。


「消費者は大手金融機関に革新的サービスを求めず、むしろ一切のミスやトラブルなくサービスが提供されることを求めている」

「金融サービスにベータ版はあり得ない(したがって、なかなか実験的なことができない)」

「メガバンク同士は競合他行に対して先んじようという意識はなく、むしろ遅れないことを重視する、レイトフォロワー戦略をとっている」


このような話を踏まえて、金融ベンチャーと大手金融機関との連携の可能性として次のように私の意見を纏めました。

「我々(金融ベンチャー)はとにかく消費者に受け入れられるサービスの開発に注力し、金融イノベーションの未踏の領域を進むしかない。そしてそれは大手金融機関の役割ではないかもしれないが、そこから得られる知見をウォッチして頂いて、大手金融機関が自らのサービスの改善や改良に活かして頂ければ、日本全体の金融サービスはもっと活性化するはず」

この後のネットワーキングでは、大手金融機関の方々から随分たくさん「よくぞ言ってくれた!」みたいな感想を頂きました。一体どの話が刺さったのか分かりませんが、いずれにしてもウケたみたいで良かったです。

また、TechCrunchの西田さんとは、今後若い起業家が金融ベンチャーを起こそうと思う場合に、既存金融機関の人とタッグを組むことで面白いシナジーが生まれる可能性について話しました。

金融ベンチャーは大変だけれども、だからこそ競合も少なくチャンスの多い領域です。負けないベンチャーをやるなら、スマホアプリよりも金融は悪くないと思います。ですから、例えば若い人たちが斬新な金融サービスを思いついた時、金融機関出身のおじさんが一緒にタッグを組んで開発すると、良いスペックのサービスが出来るような気がします。そんなコンビが今後たくさん生まれて、日本の金融テックシーンが盛り上がっていくことを当事者の1人として祈っています。 

最後に、このイベントが今後も継続されることを祈りつつ、そのために私も大いに協力していきたいと思っています。と同時に、今回デモした各金融サービスが、しっかりと顧客の信頼を獲得して成長していくことが、今回私たちを選んでデモする機会を与えてくれたISIDさんとTechCrunch Japanさんに恩返しすることになるという思いを強くしました。 

AQUSH @ FIBC2012 

AQUSHチーム 大前

ps; 個人的にもこのイベントで拓銀ご出身の方にお会いしたり、神戸大学の忽那教授と7年振りに再会したり、以前名刺交換した方から声を掛けられたり、或いは新しい出会いもたくさんあって、本当に有意義な会となりました。

 
2月
07
2012
2012年2月07日 火曜日

こんにちは、AQUSHチーム 山本です。前回に引き続きデータレポートについて詳しく見ていきます。

第2回目はAQUSHデータレポートのローンデータ編です。

下記のチャートはデータレポート4ページにあるAQUSHグレード別ローン実行割合の表を線グラフにしたものです。2011年のデータを濃い赤と青のラインで、2010年のデータを薄い赤と薄い青のラインで表示しています。

  

2010年(薄い色のライン)と2011年(濃い色のライン)を比較すると、全体的に平準化が進み、グレード毎の貸付比率の格差が小さくなっていることがわかります。

2010年のラインに注目してみると、信用力の高いAAグレードやAグレードになるほど、ローン件数に対するローン金額の割合が高くなっています。一方でDグレードではローン件数に対するローン金額の割合が低くなっています。このように2010年のAQUSHマーケットは、信用力の高い借り手ほど大きな資金を借り入れることができ、信用力の低い借り手は少ない資金しか借入できない普通のマーケットとなっていました。

リスクの観点から考えると、ローンの件数に対しローンの金額の割合が多いと1人の借り手に供給される資金が多くなることから、効率的な分散が図られません。AQUSHローンマーケットは多数の借り手対多数の投資家によりリスクを細かく分散する仕組みです。ローン件数に対するローン金額の割合が減少するほど、リスクが分散され、より安定したマーケットが形成されます。

2011年にAQUSHローンマーケットの借り手の属性は大きく変化し、借り手の平均年齢は29才、平均借入金額は¥277,210となりました。このAQUSHローン利用者の若年化、小口化を受け、2011年のラインは金額ベース、件数ベースの格差が徐々に解消されていきました。万遍なく全グレードからの資金ニーズがあるため、投資家としては前年よりも投資先を選びやすくなったといえるでしょう 。 

次にチャートをもう少し詳しく見ていきます。

件数ベース(青いライン)で見てみると、2010(薄い青)から2011(濃い青)にかけて、AAAグレードの割合が増加し、CDグレードの割合が減少したことを示しています。全体のローン件数は増加していますから、信用力の高い借り手が増えたことがわかります。 

 

  

次に金額ベースで見てみます。2010(薄い赤)から2011(濃い)にかけて、AAAグレードの割合が減少し、CDグレードの割合が増加しています。ローン件数と同様に金額も増加していますが、平均借入金額は減少、すなわち小口化しています。これにより今まで大きな金額を借りられていたAAAグレードに、小口かつ信用力の高い若年層が加わったことがわかります。

  ローンの小口化が進むことで、投資家1人当たりの平均出資先数は87人、ローン1件当りの平均投資家数は80人となり、AQUSHの特徴であるリスク分散の仕組みがより有効に機能しています。


次回は第3回、投資データ編です。お楽しみに!

AQUSHチーム 山本

 

 
1月
30
2012
2012年1月30日 月曜日

こんにちは、AQUSHチーム山本です。

この度、2011年のAQUSHの実績をAQUSHデータレポート2011としてまとめ、1月25日に公開しました。まだまだ認知度の低いソーシャルレンディングを広く知ってもらい、ソーシャルレンディングAQUSHの理解を深めてもらうことを目的に公表している年次レポートです。今回から3回シリーズでデータレポートについて詳しく説明していきます。

今回の第1回目は、3ページ目のFICOスコアについてです。

FICOスコアとは世界最大手の信用情報スコアリング会社によって算出される個人の信用力を点数化したものです。FICOでは世界中の信用情報機関から提供される様々なデータを利用し、予測力が高く一貫したリスクスコアを算出しています。AQUSHではFICOスコアを活用することで低い貸倒率を実現しています。

FICOの詳細はコチラ»http://www.aqush.jp/blog/aqush/resource/GFS_Japanese.pdf

*データレポートより引用-
青い線:ローン契約者(ローン契約者総数に対する割合) 赤い線:ローン不成約(ローン不成約総数に対する割合)

図のようにAQUSHローンをご契約されたお客様と不成約となったお客様の、FICOスコアと人数割合がグラフになっています。

チャートを見てみると、FICOスコアが高くても不成約の人、FICOスコアが低くても契約している人がいることがわかります。その違いはFICOスコアだけでなく申込者の属性情報も審査基準としているからです。

属性情報とはFICO者のスコアリングモデルとは独立した、AQUSH独自の審査基準です。年収情報や勤務先、家族の状況や住居の状況などを点数化し、FICOスコアとともに審査の際の判断基準としています。

AQUSHグレードの詳細はこちら » https://www.aqush.jp/aboutUs/aqushGrade

〜FAQ:FICOに関するよくある質問〜

「何故、FICOスコアが高くAAのグレードを得られるような人がAQUSHローンを利用するのでしょうか」

セミナーなどでよくある質問がこちらです。なぜAAグレードを付与されるような人がAQUSHローンを利用するのかという疑問。皆さんイメージされがちなのが、年収が高ければ高いほどグレードがいいということ。これは間違いです。AAグレードの中には年収が低い方もいらっしゃいます。大事なのは年収ではなく、その人が借入額をしっかり返してくれるかという信用力です。

弊社が利用しているFICOスコアでは年収や資産状況よりも過去の返済履歴がとても重視されます。たとえ所得が低い借入申込者でも、過去にローンの返済実績があり、延滞などなく健全に返済をしてきた方は高いグレードがつきやすいです。逆に所得が高い人でも返済履歴が悪く、延滞しがちな方は、AQUSHではグレードが得られず、不成約となるケースがしばしばあります。したがって信用力が高い人でも、それを意識せずに申込みされる方もいますので、AAグレードのローンが成立するわけです。

もちろん年収が高く、信用履歴が優秀な方のお申込みもあります、そういった方が何故AQUSHにお申し込みいただけるかというと、AQUSHの利便性が挙げられます。申し込みから契約までの期間が比較的短いことや早期弁済手数料が無料である点が、AQUSHローンを希望する人にとって好評のようです。

その他FICOや審査に関するご質問があればAQUSHお問い合わせページよりご連絡ください。

次回はローンデータ編について見ていきます。どうぞお楽しみに!

AQUSHチーム 山本


 
1月
25
2012
2012年1月25日 水曜日

こんにちは、AQUSHチームの大前です。

過去2回(都道府県編、年代編)にわたって提供してきた【数字でみるAQUSHマーケット】は今回がいよいよ最終回です。年をまたいでしまいましたが、今回は個人編をお送りします。 

先ず始めは個人投資家の投資額についてです。AQUSHで投資口座を開設する際の最低投資額は5万円で、今日現在の投資家の平均投資額は39万円です。個人ベースでは、最低投資額の方がいる一方で、1,000万円を越えている方もいらっしゃいます。 

AQUSHの投資家の行動パターンとしては、少額でスタートしてから徐々に投資額を増やす方が非常に多いです。1,000万円以上投資されている方も、少しずつ追加投資して現在の金額にまで増やしています。 

次に、個人投資家の運用利回り実績についてのランキングです。AQUSHの投資家全体の平均運用利回りは5.43%(年率、AQUSH営業者報酬、貸倒金控除後の税引前表面利回り)ですが、個人ベースで見てみると中には上手に投資をされている人もいるようです。 

個人別投資運用ランキング:
① Aさん(神奈川県、男性、30代)10.8% 

② Bさん(東京都、男性、20代)10.4% 

③ Cさん(愛知県、男性、20代)10.3% 

なんと10%を超える利回りで取引されている方がいらっしゃいます。ちなみに、得られる利回りはAQUSHマーケット状況に依存します。資金需要が盛んな月にはマーケット全体で高い利回りとなることもありますが、一般的にはAQUSHグレードでリスクの高いグレードに出資されているケースが多いことを示しています。上記の投資家の皆さんは、リスクを積極的に取りながら、リスクのある借り手の方々に資金を提供いただいているーと考えることもできますね。 

なお、運用利回りの分布図を見てみると4-6%の利回りで運用している方が最も多いです。上記のような10%以上で運用している方がごく一部であるということが分かります。高い利回りで運用する方がいる一方で、6%以下の低い利回りで安定的に運用するという投資家の方もいることがわかります。



続いてのランキングはAQUSHの仕組みの真髄である分散投資について、以下のようなランキングにしてみました。個人別の貸付先数のランキングです。AQUSHにビルトインされている自動分散化の仕組みによって、投資家の資金がたくさんの借り手に貸し付けられ、彼らの資金ニーズに応えています。さらにこの分散効果が、仮に貸倒が発生した場合の投資家一人当たりの損失軽減にも寄与するようになっているのです。  

個人別貸付先数ランキング:
① Dさん(神奈川県/男性/30代)515人 

② Eさん(鳥取県/男性/30代)486人 

③ Fさん(北海道/男性/40代)426人 

神奈川県在住のDさんの出資金はなんと515人もの借り手の方へ貸し付けられています。AQUSHの投資は一人の出資金をできる限り多くの借り手に貸し付けることで、デフォルトによるリスクを軽減させます。今後さらにAQUSHを利用するユーザーが増えていけば、一人当たりのデフォルトリスクが更に軽減されることでしょう。 

ソーシャルレンディングは一見危なっかしいと見られることが多いですが、AQUSHマーケットへの参加者(借り手と投資家)が増加していくと、投資家にとってはリスクを分散しながら資金を運用できるようになりますし、借り手にとってはより有利な金利でローンを借りることができるようになります。3年目を迎えるAQUSHは、まだその理想の入り口にたどり着いたばかりですが、実現しようという形は世の中に示すことができたと考えています。その理想の実現に向けてAQUSHチーム一同力を入れて参りますので、3年目のAQUSHにもどうぞご期待ください。

尚、このたび2011年のAQUSHの実績データをまとめた「2011データ・レポート」を発表しました。大好評いただいた2010年版に続き、今回の2011年末までのAQUSHの実績をさまざまな角度からデータにまとめましたので、是非ともご覧ください。

2011年データレポート https://www.aqush.jp/pdf/AQUSH_Data2011.pdf

2010年データレポート https://www.aqush.jp/pdf/AQUSH_View_Data2010.pdf 

 

AQUSHチーム 大前



 
1月
04
2012
2012年1月04日 水曜日

 

こんにちは。AQUSHチームの大前です。


1月初旬発売の日経トレンディ2012.2月号にて、ソーシャルレンディングが特集されました。

記事の中でAQUSHについても触れられていますが、事実と異なる記載がありましたので、日経トレンディ編集部と合意の上でここに訂正致します。


該当箇所は、以下となります。


"AQUSHの場合、(中略)「全体の6.5%の投資家が年10%以上の利回りを得ている一方、2%の投資家は全額を失っている」" (同誌p.85)


「2%の投資家は全額を失っている」という記載が事実と異なります。


2年以上にわたるAQUSHの取引において、元本全額を失った投資家は一人もおりません。


以下、AQUSHチームから補足説明をさせていただきます。

まず、厳しい借入資格の設定と厳格な審査により、AQUSHでのローンの承認率は20%以下、全体の貸倒率は0.41%にとどまっています。

そして、AQUSHのシステムは一人の投資家の資金が一人の借り手に集中することがないように構築されています。

投資家一人あたり平均の貸付先数は80人超、ローン一件当りの平均投資家数は135人と細かく分散されているため、一人の投資家が全額を失う可能性は非常に少ないのがAQUSHの最大の特長です。

つまり、厳格な審査とリスクを細かく分散するシステムによって、私たちはAQUSHの投資家が貸倒により元本を毀損するリスクを出来る限り極小化することに努めており、実際この仕組みによって元本を全額毀損した投資家は皆無です。


また税引き前利回りについても、約30%の投資家が6-8%の利回りを得ており、約18%の投資家が8-10%、約6%の投資家が10%以上の利回りと、6%以上の利回りを得ている投資家がほぼ半数(約56%)。全体で98%の投資家がプラスの利回りとなっております。(2011年12月15日における数値)

AQUSH ROI


利回りがマイナスとなった投資家も全体の2%にとどまり、そのほとんどが0から-4%の範囲内となっています。今回の事実と異なる記載は、この利回りがマイナスになっている2%の投資家が全額を失ったという誤解により生じたと認識しております。


取材時から非常に好意的にご対応いただいた日経トレンディ編集部には、新しい金融の仕組みであるソーシャルレンディングを2面にわたって採り上げて頂いたことに心からの感謝を申し上げます。取材を通じて消費者目線からの非常に有益なフィードバックを頂くこともできました。このたびの事実誤認については同編集部のご納得を頂き、同誌ウェブ版(http://trendy.nikkeibp.co.jp/)に、訂正された記事を掲載して頂く方向で現在お話を進めているところです。


AQUSHをご利用いただいている皆様、今後ご利用をご検討いただいている皆様には、今回の記事にてご迷惑及びご心配をお掛け致しましたことをお詫び申し上げます。

AQUSHでは今後もこれまで通り、投資家の皆様へはリスクを最小限に抑え、全ユーザーの皆様にコストメリットを還元できるよう努めて参ります。


AQUSHチーム 大前和徳


 

 
12月
30
2011
2011年12月30日 金曜日

こんにちは、AQUSHチームの大前です。

今日で私たちも仕事納めです。2011年は日本中で大変な一年でしたが、AQUSHにとっては大変な中でも一つの節目の年になりました。

AQUSHにご登録いただいているユーザーの皆さん、ユーザーにはなっていませんが、注目し応援してくれるサポーターの皆さん、本当に有り難うございました。

昨年の今頃と比べると、AQUSHは遥かにbetter shaped(良い形)になりました。

AQUSHの3年目は非常に楽しみです。

いつも言っていることですが、お客様あってのAQUSHです。皆さんと一緒に、ソーシャルレンディングAQUSHというサービスの成長を実感できる一年にしていきたいと思いますので、 引き続き応援よろしくお願い申し上げます。

また、2012年にお会いしましょう!  

AQUSHチーム 大前和徳

 
12月
06
2011
2011年12月06日 火曜日

 

こんにちは、AQUSHチームの大前です。

12月になりました。12月16日のソーシャルレンディングAQUSH開業2周年までいよいよカウントダウンです。

先月から開始した投資家向けボーナス・キャンペーンもお陰さまで大変ご好評を頂いております。12月16日までのお得なキャンペーンですので、是非ともご検討ください。

さて、前回から始まった【数字でみるAQUSHマーケット】の第2回目は年代編です。第1回の都道府県編で、AQUSHユーザーの都道府県別のアクティビティの違いを見てみましたが、今回は年代別の違いを見てみましょう。

まず、AQUSHでは、下は10代(!)から上は60代まで幅広い年代の投資家にお取り引きを頂いております。有り難うございます。「個人と個人が握手(AQUSH)する」を目指す私たちとしては、地理的な広がりだけではなく、世代的な広がりでも幅広い皆さんに利用していただきたいと思っています。

■ AQUSH投資家の最年少と最年長 

最年長:69歳


最年少:17歳

このブログをご覧になった若手ならびに年長の皆様、記録更新を心よりお待ちしております(尚、当然投資家になるためには適合性審査がございますので、全ての投資口座お申し込みに対応できない場合もございますのでご注意ください)。 

ではいよいよ、世代間対決を煽りたいと思います。AQUSHで最もアクティブな年代は?

■ 年代別投資家数ランキング 

1位 30代(51.4%)

2位 40代(23.0%)

3位 20代(17.3%)

4位 50代(5.8%)

5位 60代(2.0%)

広くインターネットに親しみ、社会的にも活躍しつつあるコア世代ー30代が堂々のトップです。他世代を圧倒し、ソーシャルレンディングという新しい仕組みに果敢に挑戦する姿勢はAQUSHチーム一同深く敬意を評すところです。ソーシャルレンディングに限らず、日本のネット業界を引っ張るのはこの世代かと感じます。一緒に頑張りましょう、30代の皆さん!

そして30代に続くのが40代。Windows95が懐かしい、いわゆるインターネット第一世代が続きました。

3位にはまだまだ若い20代の皆さんです!物心がついた頃にはインターネットが身近にあったデジタルネイティブ世代もやはり侮れません。AQUSHマーケットを数で引っ張るのはこの若い世代の皆さんです。

そして興味深いことですが、この20−40代にはネットリテラシーの高さだけではない、ある共通項があると思えてなりません。それは、「年金を貰えないかもしれない世代」ということです。つまり、国に老後を依存できず自己防衛しなければいけないーという危機感を持っている。この点を理解しないと、ソーシャルレンディングという新しい金融サービスに、この世代が多数参加している背景を捉えることはできないのではないかと思うのです。

さて、次に年代別の平均投資金額を調べてみましょう。上記の順位が大きく変わります。

■ 平均投資金額ランキング 

1位 50代(462,116円)

2位 60代(459,646円)

3位 40代(344,485円)

4位 30代(292,068円)

5位 20代(215,378円) 

平均投資金額のランキングでは50代、60代が上位になり、3位の40代の平均投資額を大きく上回ります。50代以上の世代のユーザーは、運用に回すだけの貯蓄がある世代といえるでしょう。AQUSHでは少額で初期投資をして(最低投資額は5万円)から、徐々に出資金を増やしていく投資家が多いです。年齢層が高い投資家がより多くの出資をされているということは、安定的な投資先としてAQUSHに注目し、出資金を増加させている姿が伺えます。

一方で、20代、30代は「資産形成層」にあたり、まだ十分な投資余力がありませんので、どうしても平均投資額では年長世代より少なくなってしまいます。 

以上のように、今回は年代別のランキングを見てきました。如何だったでしょうか?

ちなみにAQUSHユーザーの数を人口ピラミッドのようにして見てみると、若い世代が中心ということが良く分かります。年齢が上がるにつれて出資額が増加する傾向があるということは、10年後のAQUSHローンマーケットはどれほど大きく成長していることでしょうか?私たちは、さまざまな世代との長期的な関係を視野にいれて、今後もサービスを改善、向上させていきたいと思いますので、末永くご愛顧のほど宜しくお願いいたします。

AQUSHユーザー年代別人口グラフ

 

 

次回のシリーズ【数字でみるAQUUSHマーケット】はいよいよ最終回。「個人編」をお送りします。たくさんいるAQUSHの投資家の中には、さまざまな人がいます。匿名性を確保しながら、個人レベルでどんなアクティビティの様子が見られるでしょうか。どうぞお楽しみに。 

AQUSHチーム 大前 


 


 
12月
06
2011
2011年12月06日 火曜日

こんにちは。AQUSHチーム大前です。

 【数字で見るAQUSHマーケット】シリーズをお送りするはずでしたが、予定を変更し、11月30日発売の『ニューズウィーク日本版』の特集「日本を救う中小企業100」に選ばれたというニュースをお知らせします。

 

 記事の中では、

 「お金を借りたい人と貸したい人をインターネット上で結ぶ金融サービス『AQUSH』を運営。ソーシャルレンディングと呼ばれる小口融資で、ファンドの形で集めた資金をさまざまな人に有史。金融機関を介さず資金の流れを簡素化することで、消費者金融やカードローンよりも低い金利、預貯金より高い利回りが期待できる」

と紹介されています。

金融の仕組みに内在する非効率性をインターネットの仕組みで効率化し、資金需要者と個人投資家を力づけたいという私たちの理念に共感し、今回の100社の1社に選んで頂いたニューズウィーク日本版編集部の皆さんには心から感謝を申し上げます。

このような期待に応えられるよう、チーム一同全力で頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します。

AQUSHチーム 大前 

 
11月
25
2011
2011年11月25日 金曜日

こんにちは、AQUSHチームの大前です。

 

すっかり寒い季節になりましたが、12月が近づくといつも思い出すのが、AQUSH開業準備の慌ただしい日々。

毎晩遅くまでウェブサイトのコンテンツを作ったり、コンプライアンスとの整合性を取りながら動的ページの遷移を確認したり、弁護士や金融当局と詰めたり、さらにPマークの審査を受けたり。

それだけ頑張ってもやっぱりサービス開始日の前の晩は徹夜作業で、大変な難産を経てAQUSHは誕生したのでした。

 

ということで、来月12月16日でソーシャルレンディングAQUSHは2周年を迎えます

 

生みの苦労を思い出しながら、これまで支えてきていただいた皆さんに感謝の思いを込めて、投資家向けにボーナス・キャンペーンを開始しました。

投資家の皆さん、是非ご活用ください。

 

さてさて今回から、シリーズで【数字でみるAQUSHマーケット】と題して、投資家データについてご紹介いたします(データはいずれも10月末時点)。

 

1回目の今回は、都道府県編です。

 

お陰さまでAQUSHは、ほぼ日本全国から投資家にご利用いただいています。

 

しかし、まだAQUSHの投資家が一人もいない県が、4県あります。

■ AQUSH投資家のいない4県 

山梨県

島根県

長崎県

鹿児島県


このブログをご覧になった上記4県在住の方、AQUSHへのご参加を心よりお待ちしております(尚、借り手に関しては既に全都道府県を制覇しております)。 

 

では、逆にAQUSHで最もアクティブな都道府県をご紹介します。

■ 投資家数ランキング 

1位 東京都

2位 神奈川県

3位 千葉県  

 

ごく普通のランキングになりました。人口数の多い首都圏の3県が上位を占めるのは当然かもしれません。

AQUSHセミナーも毎月都内でしか開催しておりませんので、

時々東京以外の方から「うちの地元でもやれ」とお叱りを受けます。

 

今後は東京以外にもAQUSHは顔を出したいと思っていますので、セミナーや勉強会などに呼んで頂けたら嬉しいです。

 

さて、次に各都道府県の平均投資金額を調べてみましょう。上記の順位が大きく変わります。

■ 平均投資金額ランキング 

1位 愛知県 (605,968円)

2位 熊本県 (565,343円)

3位 新潟県 (478,270円)  

 

今まで見てきた統計データでは、見たこともないような都道府県の組み合わせになりました。

このような結果になる理由としては、都心のユーザーは最低出資金額の5万円で口座を開設する方が多いことが考えられます。

少額による出資の方が多いために平均投資額を押し下げているのでしょう。

 

ちなみに、投資家数上位3県の平均投資額は、次のようになっております。

東京都  (307,658円)

神奈川県 (308,187円)

千葉県   (335,235円) 

逆に、投資家数ランキングでは、

愛知県 4位

新潟県 10位

熊本県 24位 

です。

 

このように見てみると、愛知県のバランスの良さが伺えます。

さて、皆さんの故郷や地元はどうだったでしょうか?

 

次回の【数字でみるAQUSHマーケット】は、年代編をお送りしたいと思います。

 

どうぞお楽しみに!

 

AQUSHチーム 大前 

 

 
10月
25
2011
2011年10月25日 火曜日

皆さん、こんにちは。AQUSHチーム大前です。

先週、私たちの投資家である500スタートアップスの共同創業者であるDave McClureがシリコンバレーから来日しました。
短い滞在期間の間に日本のスタートアップコミュニティと交流していきましたが、その間に受けたインタビュー取材の記事が、「日経ビジネスOnline」に掲載されました。

                                     (記事をみるためには会員登録が必要です)

彼と話すといつも感じるのは、アメリカ人らしく言葉は乱暴ですが(笑)、懐の深さというか、起業家に対する温かい目です。

「日本にはポテンシャルがある」
「あれこれ気にすることなく、良いサービスを作ることに集中しよう」

といって、いつも私たちを応援してくれます。 

インタビューの中で、

「私は特定の問題を解決するためのソリューションを提供するスタートアップ企業が好きだ。何でもいい。子供の教育のためのツールでもいいし、お母さんの子育てを助けるサービスでもいい。たくさんのユーザーを集めるものではなく、すぐに特定の顧客がお金を払ってでも使いたくなるものがいい」

とも言っています。


まさにAQUSHは、「お金を借りたい人には低利のローンを、お金を運用したい人には魅力的な利回りを」という、日本人がこれまで享受できなかったソリューションを提供するために生まれたわけですので、この記事からなぜDaveが私たちに共感してくれたのかが、改めて理解できた気がします。

また、彼はこの記事のタイトルにもあるように「クレイジーであれ」とも良く言います。

先日逝去したSteve Jobsの有名な演説「Stay Foolish, Stay Hungry」にも呼応するメッセージです。


日本で金融ベンチャーをやるというクレイジーさ。
個人からお金を集めて、個人に貸すというサービスのクレイジーさ。

それでも、固定観念にこだわらなければ、金融という極めて難しい業界にも破壊的な革新の余地があると私たちは信じています。

そして、Daveと500スタートアップスがそういうクレイジーな私たちの挑戦を応援してくれていることを、私たちはとても心強く思っています。

お金の面から個人を力づけることーAQUSHが目指すゴールに向けて、私たちはこれからも愚直に、「クレイジー」に、サービスを開発し続けていきます。

500スタートアップスのHPはこちら(AQUSHも紹介されています!)。 

500スタートアップスから出資を受けた際の弊社プレスリリースはこちら

 

AQUSHチーム 大前

(追伸)

先日AQUSHの直近の業績を公表させていただきましたが、 この夏くらいから勢いが出てきました。AQUSHのユーザー(投資側)の皆さんは実感されていると思いますが、最近はかなりヒートアップしてきております。この勢いを持続するためにも現在投資家の皆さんを絶賛募集中です。ソーシャルレンディング投資にご興味のある方、是非ともこの機会に口座開設を!投資家向け無料セミナーも開催しています(お申込みはこちらから)。多くの皆様がAQUSHに参加され、ソーシャルレンディングAQUSHのインパクトを実感していただければと思っています。